- FAQ TO USE KOREAN LANGUAGE ON JAPANESE PC -
 
.MAC
             より詳しい内容や質問はハングル工房綾瀬店へどうぞ
 
(1)MACって韓国にもあるの? 
 
  ありますよ。Macは日本で市場では3割、アメリカでは1割、韓国でもアメリカ
に追い付きそうなペースで成長しています。
 
(2)ハングルを扱うのにMACを使う利点はありますか? また、欠点は?
 
  現在の MacOSには、正しく実現されれば、MicroSoft系OSでは実現できない画期
的な機能が含まれています。WorldScript I、WorldScript IIとよばれる機能がそ
れで、WorldScript Iは1バイト文字系の随時転換、WorldScript IIが2バイト文
字系の随時転換機能です。MicroSoft系OS(Windows)でも、似たようなことはでき
ます。つまり、英文テキストの中にフランス語やヘブライ語を混在させたり、そこ
にさらに日本語を混在させたり、そこにKorean Writerを搭載すれば、フォントの
随時変更によって、多国語の同時混在ができます。または、できるように見えます。
が、これは、1バイト系、2バイト系のそれぞれに「異なるフォント」つまり「異
字体」を用意したにすぎません。特に2バイト系では、2バイト文字系の解釈シス
テムはただひとつしかもてませんから、Shift-JISによる日本語と KS完成型による
韓国のハングルが同居することはできません。その結果、KoreanWriterを例にとる
と、ここでは本来の韓国の KS完成型を Shift-JISのコード域に再配置して、結果
的に「日本語の異字体」としてハングルが表示できるにすぎません。Macの 
WorldScript IIは、これとは本質的に異なります。正しく実現されたMac 
WorldScript IIのもとでは、韓国のパソコンで通用する「普通の」(euc日本語漢
字コードと同じ領域の)KS完成型ハングルと、日本のパソコンで通用するShift-
JIS漢字とが、同時に混在できます。この図式のもとでは、文字系が異なればその
解釈システムも並行して同時に存在できるからです。従って原理的には、
WorldScript IIのもとで、現在の Shift-JIS、現在の韓国の KS完成型、それに組
合せ型、それに将来的には UniCodeなどが、同時に1台の Macの上で混在できるは
ずです。欠点は、夢のようなシステムには必ず現実の障害がある点です。英語版 
Mac-OS System 7 に追加して日本語を扱う JLK, 中国語を扱う CLK, そこまでは商
品として店に並んでいますが、ハングルを扱う KLK は今に至るまで発売されてい
ません。理論的には、日本で売っている漢字Talk, あるいは JLK に入っている各
部品と、韓国で売っているハングルTalkに入っている部品とを組合せれば、上記の
夢のシステムは実現します。ただし、未完のシステムの宿命で、それらのバージョ
ンがしばしば整合性を欠いていることがあり、「実際には動かない」こともありま
す。現在は、ある数のマニアの間でこの方法が使われている一方、一般的に利用で
きる商品情報が少なく、その意味では決してすすめられるものではない点、残念な
ところです。
 
(3)ハングルTALKって何? インストールは簡単ですか?
 
  日本で Macを買うと「漢字Talk」がついてくるのと同様に、最近は韓国で Macを
買うと「ハングルTalk」がついてます。ハングルTalkを単品で買ってきて日本にあ
る機械にインストールできるかどうかは、私たちにはわかりません。Apple自身に
お聞きください。一例をあげると、日本で買った LC-475 に、単品で買ってきた英
語版 System7.1 が乗るかどうか。答えはノーでした。Appleの技術サポートに電話
したら、「ではフロッピーを5枚送りなさい。それにインストールするためのソフ
トを入れて送ってあげます」という返事が来ました。インストール自体は、プログ
ラムのアイコンをWクリックするだけですから、簡単です。
 
(4)めんどくさいから日本語システム上で使えるハングル関係ソフトがあればい
いんだけど...
 
  Windowsで動く Korean Writerと同様のもの、つまり韓国の KS完成型ハングルと
直接(ファイル)互換性はないが、KS完成型相当のハングルが出るフォント・セッ
ト、それに、そのための入力システムが、フリーソフトであります(次項のJH)
 
 更に、韓国のマック総代理店Elexの雑誌によると、Korean Language Kitが近々
発売になるとの予告記事がありました。具体的な日程は不明です。
(最後の段落は情報提供有り難うございました>情報提供者)
 
以上、ここまで
執筆・Ken Mizuno
編集、追加・木村 幹
 
(5)どんなソフトが一般的ですか?
 
  a.市販ソフト
 理論上は、文字単位でフォント変換可能なMACのアプリケーションは全て多国語
混在が可能なはずなのですが、そうでないものも多いです。
 市販ソフトとしては、日本、もしくは米国で発売されている多言語使用可能なソ
フトを幾つかあげます。以下、日本語で書かれてあるものは日本でも発売されてい
るもの、英字で書かれてあるものは米国で発売されているものです。
 
*ワープロ
 ワードパーフェクト(もしくはWordPerfect)、ナイサス・ライター(もしくは
NisusWriter)、パスカルライター、マックワード等
 そのほかにもあると思われますが、前2者は多国語ワープロとしては代表的なも
の。ただ、問題も若干有り、ワードパーフェクトは多国語のコピーアンドペースト
に不具合があり、ナイサスライターは日本語以外の2バイト言語(中国語・韓国語
などの非常に多くの文字を使用する言語)を使用する際にはハードプロテクトを外
すためのソケットのようなものをADBポート(キーボード・マウス等を接続するポ
ート)に取り付けなければならないのです。PowerBook DuoにはこのADBポートが
ないので別途ADBポート付きのドックが必要になります。
 次にあげたパスカルライターは95年12月下旬に発売されたもので、前2者の様な
豊富なDTPの機能は期待できませんが、ワードパーフェクトのコピーアンドペース
トの問題もナイサスライターのハードプロテクトの問題もありません。
 最後に挙げたマックワードは、直接入力するよりも後述するテキストエディター
で作成した文書をコピーアンドペーストして文書にするのに適しています。フォン
ト故の不都合はありますが、縦書きもサポートしています。
 
*統合ソフト
 Claris Works Ver 4.X (クラリスワークスVer2.0は不可)
 英語版であるが、通信販売などで比較的簡単に手に入ります。ワープロ、スプレ
ッドシート、データベースで混在が可能。韓国語の語順による並べ替えなども可能。
ただ、直接ハングル・日本語を入力する際に英語の1パイト系スペースを挿入した
りすると、文字がぐちゃぐちゃになることがあります。
 
*プレゼンテーションソフト
 クラリスインパクト
  気をつけて設定すれば問題なし。
 
*データベース
 ファイルメーカープ version 2.X
  大きな問題なし。検索も可能。 
 
*スプレッドシート
 マイクロソフトエクセル
  上に出る窓は文字化けするが、項目ごとにフォント変換可能なので混在可。
 
b.OLS一般
 
 以下に挙げるテキストエディターは多国語混在が可能なもので僕自身が使ってい
るものです。前述しましたが、文字単位ごとにフォント指定が可能なものは理論的
には全て多国語テキストエディターです。
 
 Style, Tex-Edit,Tex-Edit Plus
 
 Styleはオンライン入力が可能で、作成した文書はそのままClarisWorksでスタイ
ル付き(どの様なフォントでどの様な字体なのかの情報付き)文書として開くこと
ができます。ただ、時々ハングルの漢字変換機能がうまく作動しないことがありま
す。
 経験的には、韓国語を用いた場合の安定度ではTex-EditPlusの方が高いのですが、
オンライン入力ができません。Tex-Editの利点の一つは、DosやUnixでも読めるフ
ァイルの作成を簡単に作れます。Macの改行命令をDosの改行命令に変換してくれる
オプションが付いているからです。
  尚、これらのうち、Style、Tex-Edit Plusは、はinfo-macのtextのディレクトリ
にあります。(例えばここ。)
 
 
通信ソフト
 韓国の通信サービスは日本と文字コードが違いますが、フォントを切り替えられ
る通信ソフトなら取りあえずは読めます。通信ソフトはOLSで幾つか良いものがあり
ます。僕はアメリカで作られたZ-termを韓国語に特化するように改造された
Z-term 0.9K2を使っています。VT-100のエミュレーションモードを持ち、ZMODEMと
いうバイナリファイル転送モードを持っているので、韓国最大の通信ネット、千里
眼にアクセスするのに大変都合がよいのです。
 
以上、ここまで
執筆・tekoteko
編集・木村 幹
 
c.アタゴオル関係ソフト
 
 今のところなし。
 
(6)JHって何?
 
  Macの漢字Talkで使える、日本語に混在させられるハングル・フォントと入力辞
書。
  これは、原理的には「日本語」フォントの一種で、コード系としては韓国の
KS完成型の定義するハングル部分だけを Shift-JISと同じ論理で Shiftしたもの。
従って、通常の(既存の)日本語 漢字Talkで「フォント選択」によってハングル
を表示でき、日本語入力システムのユーザ辞書でハングルを入力できる。
  作者は平塚潔氏。彼は当初これを MacHangulと呼んだが、既にその名前のシェ
アウェアがアメリカに発見されたので J-Hangulと言い換えた。現在では、しばし
ば KT-Hangulと呼ばれる。
 
  所在:FLM LIB(6)
  29  PDF01301 93/06/12   12032    B Macによるハングル表示利用ガイド
  30  PDF01301 93/07/08    9856    B ハングル変換辞書(EGBridge用)
  26  HFD03066 93/05/24   22400    B ハングル入力辞書(Kotoeri)/KTHangul
  25  PDF01301 93/05/24  131072    B SweetJAM用ハングル表示ツール
  21  PDF01301 93/05/17   97280    B 漢字Talk用ハングル表示ツール
 
  これに関連する HRツール:FLM LIB(6)
  84  GBG00234 95/04/08   89216    B HRJH000 .LZH HR->JH 変換ツール
 
  これに関連する HRツール:AGOGA LIB(7)
  15  BNN01321 95/10/20  178048    B ■▲●版ハングル入力辞書
  32  GBG00234 96/01/14   59520    B MacJHHR0.lzh JH->HR 変換ツール
  14  GBG00234 95/10/17   89216    B MacHRJH0.lzh HR->JH 変換ツール
      (14は FLM LIB(6) 84と同じ)
 
  JHには直接関連しないが、ハングル関連ツール Mac版は、
 
  FLM LIB(6)
  80  JBB00044 95/03/13   45312    B Toctac 1.1ハングルコード変換
  82  GBG00234 95/04/01  189312    B HRKS000 .LZH HR <-> KS 変換ツール
 
  AGOGA LIB(7)
  13  GBG00234 95/10/17  189312    B MacHRKS0.lzh HR<->KS 変換ツール
      (FLM LIB(6) 82と同じ)
 
 
 
目次
1)はじめに
2)総論
3)MS−DOS
4)WINDOWS
5)MAC
6)インターネット
7)インターネットでハングルメール
9)文字コード
0)いわゆる裏業
HRのドキュメントファイル (Japanese: HR Document)
以上、ここまで 執筆・Ken Mizuno 編集、加筆・木村 幹   アタゴオルのハングル工房綾瀬店に行く/質問する
Kan Kimura's Homepage, Japanese Edition
inserted by FC2 system