20世紀初頭以前の韓国の政治・社会状況

 

目次

 

1.朝鮮半島における西洋の脅威

 

2.前近代東アジア国際秩序と朝鮮半島

 

3.朝鮮半島の社会状況

 

4.「軟らかい国家」としての朝鮮王朝

 

5.朝鮮からタイへ

 

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第1章 朝鮮半島における西洋の脅威

 

 1.「西洋から最も遠い国」 − ポルトガル・スペインの手の及ばなかった朝鮮

  ○地理的要因

  ○隠者の国

 

 2.朝鮮半島と西洋の脅威

  ○西洋に対する情報の欠如 − 国際的知識の少なさ

  ○「出島」の不在 − 朝鮮王朝の鎖国?

 

 3.朝鮮半島とキリスト教

  ○18世紀以降のキリスト教の浸透(北京教区)

  ○宗教的脅威としての西洋(軍事的脅威の過小)

 

第2章 前近代東アジア国際秩序と朝鮮半島

 

 1.中華帝国の論理

  ○徳治の論理と法治の論理

  ○朝貢体制の成立

  ○海禁の論理 − 「国民国家」の原形

 

 2.中華帝国の中の朝鮮

  ○地理的位置と中華帝国の移動

  ○「忠誠第一」の朝貢国

 

 3.朝貢体制と小国意識

  ○朝貢の採算 − 「得」と「損」

  ○小国意識

  ○「正義の大国」 − 朝貢の正当化

 

 4.「文化」中心のナショナリズム

  ○朝鮮にとっての明清交代

  ○「小中華」思想の誕生

  ○開国論と開化論

 

第3章 朝鮮半島の社会状況

 

 1.朝鮮王朝(来)の統治システム

  ○「渦巻」としての朝鮮王朝官僚制

  ○在地両班と在京両班の紐帯 − 権力の背景としての在地社会

 

 2.統治システムの崩壊

  ○科挙応試における首都の優位性 − 在京両班の肥大化と自立化

  ○中央と地方の紐帯の断絶

  ○常民地主の台頭

 

 3.核なき在地社会の誕生

  ○在地両班の二極文化 − 胥吏化した両班と学者化した両班

  ○飛翔できない常民地主 − 在京両班の官職寡占化の進行

  ○権威と富の分離

 

第S章 「軟らかい国家」としての朝鮮王朝

 

 1.王朝政の破綻

  ○在地社会把握力の減退 − 戸籍と量田

  ○財政の破綻

 

 2.近代化の挫折

  ○軍備近代化を不可とする「小さな国家」

  ○軍備の必要性を否定する二つの思想 − 「小中華」と「正義の大国」

  ○正当化された改革の放棄

 

 3.高宗のリーダーシップ

  ○「国」としての「国王」

  ○「弱体な国王」 − 権威の欠如と独自の勢力の欠如

 (cf.大院君派 − 宗親と武班と)

  ○権力基盤強化の為の「バランス・オブ・パワー」

  ○国内政治闘争の為の「列強」利用

  ○国王側近勢力の養成

 

 4.朝鮮王朝の滅亡

  ○近代化なき植民地化=(公的)軍事的抵抗なき植民地化

  ○「裏切られた」高宗 − 列強と側近

 

第5章 朝鮮からタイへ

 

 1.列強の通り道

 2.「勢力均衡」の場としての東南アジア

 3.社会システム?

 4.東南アジアにおける国家?

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